パン 2
パン・メーカーは、大企業が手をつけ難い分野で工夫をこらして活動しています。
ファッション化、製品の多様化を含む、外からの個性化、味と品質に特長を与える、内からの個性化等。
いずれにしても、小規模企業なりの特長を強めているのです。
しかし、外からの個性化は、模倣しやすいだけに、その工夫も短期問で効果を失います。
そこで、個性化を長く続かせるためには、味と品質について、どのようにPR・宣伝をするかということが課題となります。
その課題を解決するために、いろいろの方法が採用されていますが、この10年ほどの間に、各地で見られるようになった「国産小麦粉使用」とか「天然酵母使用」というような、自社のパンに関する宣伝文句も効果がありました。
しかし、残念なことに、「国産小麦粉使用」と言っても、コ部混ぜただけ」だったり、グルテン(パン作りに重要な役割をする小麦蛋白質)そのものを、補強のため加えたり、また、パンとして魅力のない製品に仕上がったり、問題は尽きません。
さらに、難しいのは「天然酵母使用」というキャッチ・フレーズです。